【高宮町】彦根の風景~旧中山道を歩く
空き家物件の情報でもあがる 旧中山道・高宮地域
中山道第二の宿場町、旧中山道六十九次における64番目の宿場町である高宮宿の街並みが今でも残っています。
中山道第一の宿場・本庄宿(埼玉県)人口約4500人余りに次ぐ、中山道第二の規模・人口約3560人余りでした。
蔵や古民家が並び建ち、彦根の城下町とはまた違った雰囲気です。
「高宮嶋」とは、高宮の周辺 犬上(いぬかみ)、愛知(えち)、神崎から産出される麻布のことです。「嶋」は「縞」で「しまもよう」であり、無地の生地に紺色の縞模様を入れて売り出したところからきているようです。
こちらは麻布商の国登録文化財の建物で、現在はギャラリー喫茶おとくらとして滋賀県立大学の学生さんたちによってコミュニティスペースとして運用されています。
多賀大社へ向かう多賀線が走っていて、湖国バスも通っています。
国道8号線もあり、その一帯はお店が連なっているのでお買い物も便利です。
工場地帯もあり、通勤の道でもありますが、一本道に入れば静かな住宅街。
旧中山道の昔ながらの道は細いので、車の行き違いは見ていてヒヤヒヤするのですが地元の人はなんのその。皆さん、どんどん進みます。
多賀大社一の鳥居をくぐって、ここから3.7km程進むと多賀大社に着きます。
石造明神造りの鳥居は旧境界域を示しています。
高宮神社
春季祭の時、ここで太鼓祭りが行われるそうです。
(※今年の春・秋祭りは残念ながら中止となりました…来年は見れるといいなと思います!)
芭蕉の句碑もひっそりとあります。
道中には本陣跡や神社お寺、歴史的なものがたくさんあります。
道を真っすぐ抜けて無賃橋を渡ります。
昔は橋を渡るのもお金が必要だったんですね。
ここから新幹線、山々が見えます。
市内にいくつか橋があり、そこから電車が見えるのもここならではのポイントです。
橋を渡ると道幅が広くなります。
さらに進み、少しのどかな風景と工場が立ち並ぶ道へ…
「おいでやす 彦根市」
突然現れるこのオブジェ、高宮側からと鳥居本側からにあります。
何を運んでいるんでしょうか。皆各々の道へ…
景色がガラッと田園風景に変わり、河瀬地域になります。
…以上、中山道を通りながらの高宮町の風景でした。
水路を眺めたり、お寺や神社に足を運んでみたり、道の途中のお店に寄ってみたりしても面白いと思います。
そしてこの高宮地域にある空き家は、商屋が多いので必然と立派なお家が多いんです。
hikonecityijuconcierge.hateblo.jp
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なので、お店を開いたり作業したい方などにおすすめかと思います。